【怖い話 恐怖体験談】他の人には見えないものが見える子ども 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 恐怖体験談】他の人には見えないものが見える子ども 短編

初めて投稿します。

僕は昔、霊感が強いっていうか

他の人には見えないものが

見える子どもでした。

IMG_1528.jpg


でも大人になるにつれそういうものが見えなくなって、霊の記憶なんて薄れ始めたころです。

去年の夏休み。

僕は部活で学校に通ってました。

いつもの駅の、ホームに下りる階段で、僕は何かイヤな予感を感じました。

ホームの少し向こう、線路際に、スーツ姿の、中年の男がたっていたんです。

暑さのためか、ぼーっとしてるみたいでした。

足元に目を向けると、アナウンスで流れる「黄色の線」の上に立っています。

そのまま視線をずらすと、ホーム下でしゃがんでいるのか、胸から上だけホーム上に出してる男が見えました。

その両腕は男のズボンの裾を掴んでいました。

昔の感覚がよみがえったのか、ホーム下にいる男はこの世のものじゃないとわかりました。

ホーム下の男の手は、中年の男の足をひっぱっているみたいで、中年の男はフラフラと、少しずつホームの端に引きずり寄せられているようでした。

この駅は普通しか停まりません。

電光掲示板をみると、次の列車は「通過」となっています。

僕はあせりました。

かけよっておじさんに声をかけるべきか、どうしようか、迷っていました。

すると、

「パアァーン」

と、逆側のホームを、急行が通り過ぎました。

その音でおじさんは我に戻ったらしく、ホーム下の男の手を振り払うように、ホームの中央に歩いていきました。

僕は、ほっとするのも束の間、ホーム下の男は、まだそこに残っていました。

「見える」僕に気がついたのか、その男は、同じ体勢のまま横移動して、僕に向かってすごい速さで近づいて来たんです!

僕はなりふり構わず階段を駆け上がり駅を出ました。

駅の外から線路の方を見ても、そんな男は見当たりませんでした。

…それから、何度も同じ駅をつかってますが、こういった経験はこれだけです。


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