【怖い話 不気味な話】私の眠っている間に、毎日ドアノブは動いていたかもしれませんが、長編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 不気味な話】私の眠っている間に、毎日ドアノブは動いていたかもしれませんが、長編

これは、私が大学生のときのことです。

当時私は、京都の某私立大学に通っており、

京都市内の学生専用アパートで

一人暮らしをしていました。

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たしか大学2回生の夏だったと思います。
ある日の夜、私はふと目を覚ましました。
時計を見ると午前3時前でした。
私は冷房をつけて寝るのが苦手なため、部屋はかなり蒸し暑くなっていました。
それで喉が渇いていたというわけでもないのですが、身体が水分を欲して目が覚めたのだろうと判断しキッチンに向かいました。

ここで間取りを説明しておきたいのですが、その部屋は8畳のワンルームに簡易的なキッチンとユニットバスがついた、よくあるタイプのものです。
玄関を入ってすぐにキッチンという配置になっています。

私はキッチンで、コップに水を注いで一気に飲み干しました。
それからコップをすすいで水切り籠に置いたとき、視界の隅で何かが動いた気がしました。
動くものが見えた玄関ドアのほうに、私は顔を向けました。

それはレバータイプのドアノブが、ゆっくりと音もなく回るところでした。
誰かが侵入しようとしているのかと思い、緊張しました。
しかし、ドアは施錠されておりチェーンロックもかかっているので、そう簡単に開けられるはずはありません。
じっと見ていましたがドアを開けようとする様子はありません。
ドアノブのレバーは、数秒間下を向いていましたが、それからゆっくりと元の位置に戻りました。

私はドアに近寄ってドアスコープをのぞきました。
人が立ち去るような足音はしなかったのに、そこには誰もいませんでした。
変に思いましたが、誰かが部屋を間違えてドアノブに手をかけたところで間違いに気づき、そっと立ち去ったのかもしれないと思い、気にしないことにしました。
その日はそのまま、また寝ました。

ところが、翌日の夜も私は目を覚ましました。
時刻も同じく3時前です。
前日の奇妙な出来事が、無意識のうちに気にかかっていたために、目が覚めたのだろうと思いました。
やはりひどく暑かったので、また水を飲みにキッチンに向かいました。

すると、今度はコップに水を注いだところで、ドアノブがすうっと動き、しばらくして元に戻りました。

私はドアに駆け寄ってドアスコープをのぞきました。
しかし、誰もいません。
さすがに二日連続のことなので不思議に思いました。
いたずらかとも考えたのですが、深夜にドアノブを動かすだけでは住人に気づかれない可能性が高く、いたずらの意味がありません。

物音などで私が起きたことを察知していたずらをしているのだとすれば、かなり気持ちが悪いですが、まさかそんな物好きもいないでしょう。
ベッドに戻り横になりましたが、なかなか眠れませんでした。

そして翌日、またドアノブが動くかどうか、私は起きて見張っていることにしました。
休日だったので昼間のうちに寝ておき、夜に備えました。

午前3時前、私はドアのそばに行きました。
こんなとき、時間はなかなか過ぎません。
暑いせいか緊張のためか、汗が流れました。
なかなかドアノブは動きません。

3時を過ぎても、何も起きませんでした。
やはり部屋間違いか何かだったのだと思いました。
二日連続で起きたのもただの偶然でしょう。
いくらなんでも、三日連続はありえません・・・。
そう考えると、自分のしていることが馬鹿馬鹿しいような気がしてきて、もう見張りはやめようと思ったそのときです。

ドアノブがゆっくりと動きました・・・。

私はすぐにドアスコープをのぞきました。
しかし、誰もいません。
「もう逃げたのか!」と思った瞬間、下を向いたままのドアノブのレバーが目に入りました。

誰もいないのに、ドアノブが回っている・・・。

私はドアの前から飛びのき、ベッドに飛び込んで、暑いのも構わず頭から布団をかぶりました。
眠れませんでしたが、明るくなるまでそうしていました。

朝になってこれからどうしようかと考えました。
気味が悪いので、できれば引っ越したかったのですがお金がありません。
それに引っ越したとして、もし転居先でもこの奇妙な現象が起きたら、と思うと余計に怖い気がしました。

結局ドラッグストアに行き、市販の睡眠導入剤を購入して、それを飲んで寝ることにしました。
その後は夜中に目が覚めることはありませんでした。
私の眠っている間に、毎日ドアノブは動いていたかもしれませんが、怖いので考えないようにしました。


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