【怖い話 意味怖】探偵事務所に一人の顧問弁護士がやってきた。短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 意味怖】探偵事務所に一人の顧問弁護士がやってきた。短編

探偵事務所に一人の顧問弁護士がやってきた。

実は財閥で有名な「桜井謙三」には有る女性と

恋に落ちたときに産ませた子供たちが居るのだが

子供たちは双子だった。

IMG_1394.jpg


母親が死んだためそれぞれが里親に出されていた。



そして子供たちに遺産を譲る手続きを



自分が生きているうちにとるはずだったのだが。



露木芳忠(兄)



「美貌と知性」を兼ね備えているが言い方を変えれば



「単に面がいいだけのずるがしこい男」



しかも女好きで何人もの女性が毒牙にかかっており自殺したものも居る。



星見 緑(弟)



兄とは全く正反対で、心優しい性格(知っている人いわく「男だけどオカン」)



面倒見がいい性格で



現在バーテンダーをやっている。



ここから桜井氏は弟の星見さんに全財産を譲ることになった、



ところが星見さんが行方不明になったのだ。



弁護士が言うには



「星見さんは消える前にメモを残していまして・・。」



メモを見ると酒の名前が書かれていた。



マラスキーノ(に)
クレーム・ド・カカオ(る)
シャルトリューズジョーヌ(し)
ブランデー(ち)
ベネディクティン(つ)
シャルトリューズ・ヴェール(か)
クレーム・ド・バイオレット(い)



「おそらく露木が監禁しているんでしょう。



星見さんの場所はこれが有るところに間違いない」



探偵の言葉に



「おそらく旦那様の別荘ならそれが存在します」



探偵は友人の刑事に事情を話すと其処に向かった。



「まさか酒飲みの知識がここで役立つとはね、しかし一千億円ねぇ遺産って怖いね」





【解説】





カクテルに『プースカフェ』というものがある。



これはお酒の比重が大きいものから順に積み重ねて、

層をなした色彩の美しさを楽しみながら飲むカクテルである。



エキス分(酒を加熱し、蒸発せずに残留する成分)が高いものほど比重が重く、

アルコール度数が高いほど比重が軽い。



この話だと、



ブランデー(ち)
シャルトリューズヴェール(か)
シャルトリューズジョーヌ(し)
ベネディクティン(つ)
マラスキーノ(に)
クレーム・ド・バイオレット(い)
クレーム・ド・カカオ(る)



という順番で重ねていくことになる。



つまり、『地下室にいる』となる。


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