【怖い話 一番怖い話】2日後には帰らぬ人となってしまったのです。短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 一番怖い話】2日後には帰らぬ人となってしまったのです。短編

私の父方の祖母が亡くなったのは

今から17年前の3月でした。

祖母は風邪をひいて入院し、

2日後には帰らぬ人となってしまったのです。

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私は既に結婚をして家を出ておりましたが、結婚するまで実家で両親と祖母と私の4人で暮らしており、私は大変祖母に可愛がって貰っていました。

「おばあちゃんがまさか死ぬとは思わなかった」と伯父や伯母も口々に言うほど元気な人だったので、私も祖母が死んだという実感が全くなく、葬式を終えたのを覚えています。

その年の新盆には親戚が実家に集まり、みんなでお墓参りに行くということになりました。
私はその時妊娠中で悪阻がひどく、お墓参りに行きたかったのですが、一人で実家で留守番をしておりました。
北海道にしてはとても暑い日でした。

私は涼しい仏間でタオルケットをかけて一人昼寝をしていたのです。

セミの声が聞こえ、外からそよそよと涼しい風が入ってきます。
気持ちが良くなってウトウトとしてどれくらいの時間が経った頃でしょうか。
突然、仏壇の上に掛けてあった祖母と祖父の遺影が同時に落ちたのです。

私はびっくりして飛び起きました。

写真は幸い両方ともガラスが割れることなく無事でした。
後ろに付けてあった紐が切れていました。

私は額縁に新しい紐を付け、椅子を持ってきて写真を元の所に掛けようと椅子に足をかけたとき「だめだよ」という祖母の声がどこからともなく聞こえてきました。

「おばあちゃん?」と思わず声を出してしまったほど、それはリアルだったのです。
その時に親戚らが帰ってきてドタドタと仏間にやってきました。

写真を持って椅子の前にいる私を見た母が叫びました。

「その椅子、壊れているんだよ!」

きっとおばあちゃんが壊れた椅子に乗って落ちてしまわないように妊娠中の私に注意をしてくれたのだと思います。

でも何故遺影の額が2枚とも同時に紐が切れたのか不思議でしょうがありません。
紐が切れなければ私も椅子に乗ろうとはしなかったのですからね。


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