【怖い話 最も怖い話】いまだに誰かわからないあの少年の事を。短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 最も怖い話】いまだに誰かわからないあの少年の事を。短編

まだぼくがしょうがくせいだったころ、

地元の駅である少年と出会った。

その少年の家は家から

ずっとずっと離れたところにあり(場所不明)、

IMG_1591.jpg


今考えてもどういうつながりで友達なのかは分からない。

でもすごい仲のいい友達だったのは確か。

そして僕は少年に聞いた。

『どないしたん?何でここにいてるん?
何かの用事なん?ひとりで来てるん?』

少年は答えた。

『…ちょっと家のことで来てるねん・・・』

僕はどうしても気になって続けて聞いた。

『理由を教えてよ。家でなんかあったの?なぁなぁ!』

少年は何も答えようとせずうつむくばかり。

『なぁなぁ・・あかんの?いわれへん理由あるん?』

少年はボソッと答えた。

『・・・うちのお父さんの事やねんけどなぁ・・・
49歳までしか生きられへんねん・・・
んでなぁ~なんとかできへんかなって思ってここにきてんや・・
この話聞いたから君のお父さんも49歳なったら
死んでまうかもしれんから気つけてな・・・じゃあ行くわ・・』

僕は気になって聞いた。

『ホンマなん?それ?』

少年は答えようとせず歩いていった。

さすがにその日は少年に言われた事が気になったが
日がたつにつれて忘れていった。

それから何年もたち、
高校の修学旅行の最中うちの父親が死んだ。

理由は急性心不全。享年49。

その時に思い出した。

あの少年の話を。

いまだに誰かわからないあの少年の事を。


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