【怖い話 実話 最も怖い話】血塗れで、手には鎌と思われる物を持っている。長編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 最も怖い話】血塗れで、手には鎌と思われる物を持っている。長編

諸事情で年賀状が出せなかった俺は、

元旦の深夜23時頃にも関わらず

ポストまで年賀状を出しに行った。

ここ一帯はかなりの田舎なので、

IMG_1934.jpg


家からポストまでは1000m程。

自転車で行った。

街灯もかなり少ないし
月も出ていなかったので、辺りは真っ暗。

その為懐中電灯を持参。

もちろん、そんな所だから
家は指折り数えるほどしかないので、
人通りは全く無い。

にも関わらず家から600M程の、
山道をかなり下った所で、
車1台が停車しているのを発見。

明りは点いておらず、人の気配はない。

今思えば練炭を疑ったかもしれないが、
下り坂で少しスピードが出ていたので
そんな事を考える間もなく通り過ぎる。

そんな訳でポストまで行って
年賀状を投稿し、帰り道。

坂を自転車を押しながら歩いていると
例の車に再び遭遇。

何事も無く通り過ぎようとした時、
自転車に取り付けられていた懐中電灯の明りが車全体を照らす。

すると、行きは気付かなかったが、
車の窓ガラスやフロントガラス一面に
血と思われる赤い後や手形がびっしり。

思わず立ち止まってしまった。

状態が状態なので
そのまま最寄りの家に行って
k察を呼べば良いのだが、
何を考えたか俺は、車に近づいてゆこうとした。

その時だった。

反対側の林から誰かが飛び出して来た。

血塗れで、手には鎌と思われる物を持っている。

山道を下って町に出れば良いものを、
気が動転していたので
思わず家に向かって山道を登ってしまった。

自転車を必死にこぎながらも後ろを振り返ると、
そいつは異常な速さで追ってくる。

変速ギア最大+火事場の馬鹿力にも関わらず、
距離は徐々に縮まって行く。

途中何度も鎌で
自転車の後部を攻撃されよろめきながらも(!)、
やっと人家が見える。

気配が消え、本能的に振り向くと、
その姿はもう無かった。

後日、数人の友人と
明るい時間にその場所へ行ってみたものの、
車はもう既に無い。

大量の血を浴びながらも反対側の林へ移動すると、
普通は道に血痕の1つや2つは付くはずだが、それすら無い。

だが、自転車には
確かにあの時鎌で引っ掻いたような傷と、
その鎌に付いていたであろう血痕がハッキリと付いている。

車種、ナンバーは記憶してあるので、
友人に通報するよう促されたが、
何せ正月早々縁起が悪すぎるし、
それ以上に嫌な予感がしたので直ぐ忘れようと思い、
今日に至るまで通報はしていない。

で、この話は楽天的な俺の性格もあり、
すっかり忘れていたのだが、
先日他県の山道を通った時、
あの車と同じナンバーの廃車を見付け、
この話を思い出した。

その廃車は、
あれから数ヶ月とは思えないほど
ボロボロになっていた。



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