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【怖い話 実話 じわじわくる怖い話】町議会議員も務めたこともある堅物だったそう 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 じわじわくる怖い話】町議会議員も務めたこともある堅物だったそう 短編

北海道に住んでいた俺のじいちゃんは、

町議会議員も務めたこともある堅物だったそうだが、

(その頃は俺たち家族は、

千葉に出てきてたし俺も消防だったから・・・)

IMG_1446.jpg


夏休みに帰省すると釣りを教えてくれたり
畑でとうもろこしを取ってくれたりして、
俺たちにはとっても優しかった。

俺が工房になった時、
そんなじいちゃんがボケはじめたというので、
(俺には信じられなかったけど)
母ちゃんが北海道に看病?というか様子を見に行ったんだ。

そんで母ちゃんから電話がかかってきたが、
母ちゃん曰く、

『それがねぇ~やっぱりちょっとボケてるみたい。
私のことはわかるみたいだけど、
おばあちゃんとか近所の人とか
わからなくなる時があるのよ』

ということだった。

その時、俺もじいちゃんと話をしたが、
別段かわった様子は見られなかった。

「元気でなぁ。今度、遊びにいくからねっ、じいちゃん」

『んっ、はやぐぅごいっ』←じいちゃん

それが最後に話した言葉だった。

それから半年後、
そんなじいちゃんが死んだ・・・

俺たち家族はすぐに北海道にいった。

そして通夜が終わり、
遺影を前にして親戚連中が酒を飲みながら話をしていた。

俺はまだじいちゃんが死んだのが信じられないで、
涙も流さずにボーとしていた。

じいちゃんは最後の方は
誰が誰だかさっぱりわからなくなってたが、
俺が遊びにくるからと何度か話をしてたそうだ。
(ごめんなぁ会いに来なくて・・・)

そんな中で、
親戚連中がなんか喧嘩を始めだした。
(何が原因だったか覚えていない)

俺は怒りが込み上げてきた。

何でこんな時に喧嘩してんだぁ、
じいちゃん死んじゃったんだぞぉ~

俺は心の中でそう叫んでた。

その時、俺の体が前後に大きく揺れ始めた。

なんだこれは・・・

そうか、じいちゃんだろっ、そうだろっ。

じいちゃんも怒ってるんだろ~

文句のひとつもいいたいんだろ~

じいちゃん俺の体使っていいよ。

俺はじいちゃんに心の中で話しかけた。

親戚連中も俺の異変に気付いて騒ぎはじめていたが、
俺の体の揺れはますます大きくなっていた。

俺は涙が溢れて止まらなくなっていた。

俺が泣いているのか、
じいちゃんが泣いているのか自分でも解らなくなっていた。

そして、俺の口から
そこにいる親戚全員の名前が次々に呼ばれていった。

最後には俺の名前が呼ばれた。

そして・・・

「みんなぁ、み~んなぁ、
来てくれてありがとおぅ~
ありがとおぅ~
ありがとおぅ~」

と何度もしゃべり続けて俺は気を失って、
次の日の夜まで高熱を出し寝つづけた。

じいちゃん寂しくって、
そしてみんなに会えてうれしかったんだろうなぁ。

そんな俺は霊感なし。



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