【怖い話 実話 最も怖い話】山にドリフトをしに行きました。短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 最も怖い話】山にドリフトをしに行きました。短編

小雨の降る初夏の夜でした。

私は、チューンアップした車で、

山にドリフトをしに行きました。

平日の深夜ということもあり、

IMG_1916.jpg


いつもよりは車のとおりが少なく
雨の音がよく聞こえる夜でした。

この日は、山に着く前から
少しおかしなことがありました。

山に行くわけですから
少し森のようなところを通ります。

当たり前のように動物注意の看板があり、
私も実際、そこで動物を見たことがあります。

その日も3匹の動物を見ました。

いたちのようなもの、大きな鳥、たぬき、
しかしなぜかその動物たちは体が白く光っていたのです。

もちろん街灯などはまったくありません。

私の目の錯覚かもしれませんが
確かに、白かったです。

山に着き、動物のことを忘れ、
私は走りに夢中になっていました。

時間も深夜3時を回り、
気がつけば私一人だけになっていました。

ガソリンも少なくなったことで、
私も帰ることにしました。

少し飛ばしぎみに山を下っていく途中、
急カーブを曲がった瞬間
また目の前に白い物体が現れたのです。

私は目を凝らして
その物体をよく見ました。

するとなんとハイハイをしている
赤ちゃんだったのです。

私は急ブレーキをかけました。

しかし雨に濡れた道路、
さっきまでドリフトをしていたせいで
つるつるのタイヤ。

少し、スピードは落ちましたが、
そのまま赤ちゃんに

「ドンッ」

慌てて車から飛びおり、
車のフロント部分に行きました。

エアロは割れ
バンパーもへこんでいました。

しかし赤ちゃんの姿はどこにもありません。

車から懐中電灯を持ってきて、
一時間近くも探しました。

辺りもだいぶ明るくなっていました。

しかし一向に赤ちゃんは見つかりませんでした。

よく考えるとあんな時間に
ハイハイの赤ちゃんが
こんなところにいるのはおかしいと思いました。

私は怖くなり、車に飛びのり、
急いで家まで帰りました。

家に着いたのはもう、朝の6時でした。

つかれきった私は、
すぐに寝てしまいました。

起きたときは、もう昼過ぎ、
なぜかつけた覚えのない、テレビがついていました。

おかしいなと思いながらも、
テレビを見ると、ニュースで昨日いた山で
母親と1歳になる子供の死体が見つかったというのです。

私はびっくりしました。

テレビの続きを見ると、
死後一ヶ月以上はたっていて
親子は別々のところに埋められていたそうです。

私はすごく怖くなりましたが、
すぐに仕事があるので
急いで用意をして車まで行きました。

すると昨日、確かにへこんでいたバンパーも、
割れたエアロも元通りになっていました。

私の考えなのですが、
あれはお母さんを探していた
赤ちゃんの霊ではなかったのでしょうか?・・・・・・・

そう思うとすごくかわいそうに思い
私はその場で手を合わせ、ご冥福をお祈りしました。


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