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【怖い話 実話 不気味な話】いつまで、ここにいられるかわからなんだ 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 不気味な話】いつまで、ここにいられるかわからなんだ 短編

中学の頃、とある女の子と友達になった。

引越しに引越しを繰り返しているそうで、

「いつまで、ここにいられるかわからなんだ」と言っていた。

妙に馴々しいのだが、そこがかわいくて憎めない。

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そして、手作りクッキーなどを振舞うから益々周りは憎めない。
特に私には馴々しいかった。

ふと、私はある事に気付いた。
彼女に対して悪い印象を持った人は成績が下がったり、登下校中に、不良に絡まれてお金を取られたり・・・。

逆に彼女に好かれた人は漫画雑誌の懸賞に連続して当たったり、財布を拾ったり、思いがけないお小遣いをもらったり・・・。

そんな事を私だけが気付いていたが、人に話しても笑われた。
そして、『それ』を話すたびに何かの気配がある。

しばらくして、霊感の強い叔母が九州から来て、私を見るなり「あんた、イヌガミが憑いてるね」と・・・。

何のことかわからなかった。
何しろ、今みたいにネットはないし、本だって本屋になければそれまで。

「だけどあんたは大丈夫だ」

叔母はそう言って帰っていった。

20年以上経った最近、ふとしたきっかけで『そういう事がわかる人』に出会った。

いきなり「あなた、イヌガミ憑いてますよ」と言われた。

イヌガミ?何か聞いたことあるな・・・と、今は亡き叔母のことを思い出した。

「言われました!それ!20年も前ですけど!」

「あんた、イヌガミ憑きと関わったね。その人から色んなものをもらっただろう。食べただろう?覚えとくといい。憑き物筋はやたらとモノを送るんだ。動物を乗せる道を作るためにね。みんな、短命だったり、いきなり不幸になったり。だけどあんたが平気だったのは、四国犬を大切にしてたね?」

そういえば、誰にも懐かない四国犬が隣の家にいた。
が、私にだけは懐いてくれていて本当の友達だった。
初めての友達だった。


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