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【怖い話 実話 心霊・怪談】有力な地主の三男坊 長編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 心霊・怪談】有力な地主の三男坊 長編

うちのひぃじいは地元ではかなり有力な地主の三男坊だったらしい。

ひぃばあと結婚する時に少しの土地(といっても

東京だから結構な価値)を貰って本家とは

別の土地に家を建てたそうだ。

IMG_1548.jpg


それからは普通に女三人、男一人(私のじいちゃん)の子宝にも恵まれ、戦時中の空襲でもそんな被害もなく結構幸せに暮らしてたらしい。
異変が起こったのは女三人が嫁に行き、私のじいちゃんが、ばあちゃんと結婚、三人の女の子が生まれたあと、ちなみにうちの母は長女。

母が中学生だか高校生だかの頃に、本家の長男と次男が詐欺師だかに騙されて借金まみれ、一家離散して借金取りから逃げ回る生活になったらしい。
長男と次男は親戚を頼って転々としていたそうだが、そんな時にひぃじいの家にも転がり込んできた。

数日居座って、またフラリと出て行ったらしいが、そのすぐ後に家に神棚が作られた。(それまではなかったらしい)

母は不思議に思ってひぃじいに訳を聞いたそうだが、自分は三男坊だから何も聞かされてなかった、こんなのは知らないとか訳のわからないことを言われ、はぐらかされたらしい。
その後、母が二十歳を過ぎた頃に父親(私のじいちゃん)が職場の年下の人と不倫→駆け落ちして勘当される。

その当時すでに結婚していた三人の娘は長女と三女が離婚、次女が子供を産んだ後亡くなるって感じで、わかりやすく不幸なことが続いた。

ここまでは割と良くあることだと思うんだけど、不思議なのがばあちゃんが何故かじいちゃんが駆け落ちして勘当されたあと、つまり離婚した後、ひぃばあの養子に入ってるんだ。
で、次女が亡くなった後、わりかし早めに亡くなった。

あまり会ったことは無いけど、宗教掛け持ちしてみたりいろんな事にガンガン首突っ込んで行くようなエネルギッシュな人だったから早くね?って驚いた。
本題は、二年前ほどにひぃばあが亡くなった辺りの話。
前置きが長過ぎてごめん。

ひぃばあは九十過ぎても自分で歩いて、料理してって感じでかなりシャンとしてたんだけど、年には勝てず、肺水腫だか何だかで二回ほど倒れてから寝たきりになったんだ。

その時にはもうひぃじいも亡くなってて、勘当されてたじいちゃんは奥さんと娘さん連れて帰ってきてたんだけど介護は任せるのはなぁ・・・って感じだっから大叔母達が変わりばんこに世話してた。

高校生だった私も休日はよく母に連れられてお手伝いをしに行った。
でも、母が元々実家に寄り付かない人だったから大叔母と何話していいかわからないんだよ。
数回しか顔合わせたことない人相手に話すとかできないチキン。
だから手伝うことがない時はひぃばあのベッドの近くにいた。
ひぃばあは寝てるか、テレビみてるかだったから話すことなくてもそんな居づらくなかったし。

で、そろそろお医者様もヤバイなって感じになってきたのね。
その頃になるとひぃばあともちょっとはマシに話せるようになってた。

ある時突然ひぃばあが独り言見たいに言い出したんだ。

「T(私のことです)はお父さんいないけどいい子に育ったね」とか、そんな感じのこと。

適当に相槌打ったんだけど、更に「オツキサマもね、最初は見知らぬ家に入ったから驚いて暴れてただけなんだよ」とか、「本当は家を栄えさせるいいものなんだ」とか言い出して。
寝たきりになっても頭はしっかりして居たのについにボケたかと思った。

ひぃばあが亡くなるまで、二人っきりの時はたまにそんな事を言われた。
他にもいろいろ言われたから箇条書きにする。

・本来はオツキサマは本家にいるはずだけど安全なところに保管するためにうちにきた。
・長子が継ぐ物だけど、なくなった時期とか色々の関係でひぃじい→母の妹→ばあちゃんの順で継いでいった。
・今は継げる人が居ない。
・継げるのは18以上の人。

とか聞いた。
一度に聞いたってよりはいくたびにポツポツって感じで、寝ぼけてんのかなー、程度に思ってた。
正直今でも半分くらい疑ってる。

ひぃばあ曰く、次に継ぐのは私らしい。
一度家を出てる(母の嫁入り)が、誕生日がひぃじいの命日と近いから縁?が強いらしい。
あと生死の境をさまよったことがあるからやらなんやら。(母のお腹に居た頃に母の子宮がん発覚して堕ろされそうになった)

意味わからないことが多すぎるし、母はオツキサマの事は知らないらしい。
三男坊だから何も知らない、とひぃじいが言ったのになんでひぃばあがそこまで知ってたのかもわからない。


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