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【怖い話 実話 心霊・怪談】家賃も手ごろだったのであるアパート 短編

去年の夏の話。

就職2年目に入って、自立したいのと彼女と

イチャイチャしたいのとで初の1人暮らしをした。

会社に割と近く、家賃も手ごろだったのであるアパートに決めた。

IMG_1927.jpg


そして、夏休みにそれは起こった。

休みなので昼過ぎまで寝ていたこともあり、深夜眠れず2ちゃんをしていた。
そして2時頃、荒々しくドアノブを掴んでドアを開けようとする音がした。

すごくびっくりした。
こんな時間にチャイムを鳴らされるだけでも恐ろしいのに、いきなり開けようとするとは・・・。

数分様子を見ていたが、それ以上は何もなく、その日はそれで終わった。
結局自分の中では、友達がアポなしで訪ねてきたか、近所の人が酔っ払って部屋を間違えたか、という推理をした。

しかし次の日も同じ時間にドアノブが回された。
ドキドキしながら、足音を忍ばせ、のぞき穴を見るが、誰もいない。

それが結局4日間続いた。

そして5日目、ちょうど友達が来ていて酒盛りをしていた。
ツマミが切れたので、歩いて30秒のところにあるセブンに買出しに行こうとした。

時刻は2時過ぎ。

「部屋には友達もいるから鍵は掛けなくてもいいや・・・」

そして、自分が部屋を出て、階段に向かう途中、後ろでいきなり自分の部屋のドアが開いた。
そしてすぐに閉まった・・・。

咄嗟に「やべえ!いつもドアを開けようとする霊が部屋に侵入した!」と考えた。

すぐ部屋に戻り、「今誰かドア開けた?」と聞くが返ってきた返事は「おまえが開けたんだろ?」との事。

だが酔っ払っていたのと、友達がいてくれるので恐怖感はなくまた買出しに出かけ、そして部屋に戻り、友達に笑いながらドアノブを回す幽霊の話をした。
その日は大いに盛り上がり、その後はなにも起こらなかった。

ドアノブを回しているのは幽霊と決め付けていたが、実際に幽霊を見たわけじゃないし、のぞき穴で誰もいないのを確認している最中にドアノブが回されたわけでもない。

普段のは誰か人間の仕業。
開けられた日のは友人の仕業・・・そう考えるのが常識人であると考え直した。
まぁストーカーにしても空き巣にしてもそれはそれで怖いが。

奇妙なのは、次の日からドアノブを回す音が消えた事だった。
代わりに、嫌な夢を見るようになった。

女が、玄関のすぐ前にある台所の換気扇から這い出てくる夢。
リングの貞子のように、ズルズルと這い出てくる。
しかも重力を無視して、壁に手足を付け、壁側から重力が出ているように四足歩行のような気持ちの悪い歩き方。
そんな夢を不定期に週に2、3回は見るようになった。

秋になって意を決した俺は、換気扇を取り外してみた。
夜だと怖いので朝、出社する前に。
すると、奥歯みたいのが内側にセロハンテープで止めてあった。

正直すごく欝(うつ)だったが、よく怪談にあるみたいに霊能者に相談なんてなかなか出来ることじゃない。
俺は燃えるごみに出した。
そしたら、夢を見なくなった。
きっと火葬されて成仏してくれたんだろう。


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