【怖い話 実話 意味怖がわかると怖い話】子供の話し声 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 意味怖がわかると怖い話】子供の話し声 短編

夜の十時過ぎ、バスの中は私だけかと思っていた。

すると後ろから子供の話し声が聞こえた。

そうか、まだ他にも乗客がいたのか。

子供達は怪談話をしていた。

IMG_1665.jpg



子供A「振り向くと死神があの世につれて行っちゃうんだって」



ああ、この子達は良く帰りが一緒になる塾帰りの子だ



子供B「じゃあ振り向かなければいいんだね。簡単なことだ」



子供A「それがね、絶対振り向いちゃうんだって。

死神も振り向かせるために色々な方法を使うらしいんだ」



もうすぐこの子達が降りるバス停、


二人は全く気づいていないようだ。


降り過ごして帰りが遅くなるのは可哀想だと思い、



振り向いて声をかけた。


「君たちここで降りるんだろう?」



子供A「ほらね」





【解説】





後ろの子供が死神だった。



この一言で終わってしまうのだが、

ちょっと気になるところがある。



以下は余談である。



『この子達は良く帰りが一緒になる塾帰りの子だ』

と語り手は言っている。



となると、話したことはなくとも、

よく見かけるから知っていると言えば知っている、

くらいの認識はあったのだろう。



話し声だけで判断できているのだから、

相当帰りが一緒になっているはずである。



にも関わらず、子供が死神であった。



子供Aだけ死神に乗り移られるなどして、

死神についての会話をしつつ、

語り手を連れて行こうとしていたのだろうか?



もしくは、

『バスの中は私だけかと思っていた』

と言っていけれども、

実は子供たちは存在してなかったのではないだろうか?



振り向くまでは子供の声だけで

姿を認識していない。



死神は良く帰りが一緒になる熟帰りの子の声色を真似て、

語り手を振り向かせようとした?



実際のところはわからないが、

語り手が良い人で子供たちのために声をかけようとしている。



なんだかんだで子供たちのことは気にせず、

自分だけ降りてしまう人は多いのではないかと思う。



となると、この死神は

「語り手はこういう人間である」

という調査をあらかじめしていたのだろう。



そう考えると死神も仕事を頑張っているのだなぁ…

と少しほっこりしてしまう。



人をあの世に連れて行くのが仕事なので、

そこまで頑張って欲しくはないのだが…



それにしても、子供たちの年はわからないが、

夜の十時過ぎまで塾…



話し方を見る限り、

小学生くらいを想像した。



私の小学生の時は、

すでに寝ている時間だと思うのだが…



英才教育って怖いな、と思ってしまった。


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