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【怖い話 実話 本当にあった怖い話】助手席の人 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 本当にあった怖い話】助手席の人 短編

私の友人が体験した話です。

その友人は、

霊だとかオカルトだとかの類を

全く信じてない人でした。

IMG_1824.jpg


その年の夏、
何かの雑誌でたまたま私たちの地元のトンネルが
心霊スポットとして掲載されたのですが、
彼は盛り上がる友人たちを馬鹿馬鹿しい、
そんな事あるはずない、
いつも通ってるけど何もないと笑っていました。

確かに彼の言い分ももっともで、
そのいわくつきのトンネルは、
山にあった火葬場を潰して作られたのですが、
そんな空気は微塵もない、
きれいに舗装された交通量の多いものだったのです。

そんなある日、
彼は車で買い物をした帰りにそこを通りがかったのですが、
渋滞に巻き込まれ、
そのトンネルの中で立往生してしまったそうです。

暑い盛りでしたから、窓は全開。

しかし、
トンネル内の籠もった空気に耐え切れず、
窓を閉めようとしました。

なのに何故か、
助手席側の窓だけが20センチくらい開いたまま、
どうしても閉まらない。

故障かな、と思っていたら
後ろの車にクラクション、
そしてハイビームを続け様に食らい、
さらに後ろの車の運転席の人が、
血相を変えて彼の元へ来て一言。

「ちょっと!あなた、助手席の人の首、窓に挟んでますよ!」

――もちろん彼は、助手席に誰も乗せてなどいませんでした……。


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